学生時代に参加したインターンシップ(就業体験実習)の内容や感想、成果を教えてください。

専攻科１年時に約3ヶ月間の長期インターンシップに参加しました。地元石川県の産業用焼却炉メーカーの研究施設で、太陽光発電装置の研究がメインの実習でした。「どのようなパネル形状が太陽光エネルギーを効率的に吸収し、より多く発電するのだろうか？」日々のデータを基に検討、パネルのメンテナンスや改良を重ねました。軽量で生産性の高い太陽光発電装置の開発につながったと思います。課題を試行錯誤しながら解決する毎日が新鮮でした。

その後 津田駒工業株式会社 を選んだ経緯や理由、現在の仕事内容を教えてください。

インターンシップに参加した会社に就職することも考えましたが、長期間の出張が多いことを知り、地元石川でじっくり働き生活したい気持ちが強かったのであきらめました。そのような時、当社の会社説明会で人事担当者から、ロボットによる自動化を行う新規部門を立上げるのでプログラミングができる人材が必要になることを聞き、インターンシップではプログラミングも経験していましたし、やりたい仕事のひとつでもあったので入社を決めました。現在は、上記の自動化設備を制御するプログラムを開発しています。

今後のキャリア目標と後輩へのインターンシップや就活のアドバイスをお願いします。

プログラミングといっても様々な分野のものがあるので、いろいろな言語の経験を積んで、将来は幅広い分野で活躍できるエンジニアになりたいと思います。高専では明確にやりたい仕事があったわけではなかったのですが、インターンシップをきっかけにやりたい仕事をおぼろげながらも思い描くことができたような気がします。ネット等の情報だけでは、会社の実際の業務は絶対にわからないので、インターンシップに参加して「自分のやりたいこと」を探しみてください！